人生の春夏秋冬

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3歳〜15歳までの親子心理学・絵本教室

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Life is beautiful

【思春期】理解ある親にならなくてもいい

こんばんは

岐阜県多治見市・土岐市・東濃地方

ライフイズビューティルフル

生きづらさに寄り添うカウンセラー 小川のりこです。


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思春期になると一回親を否定したくなります

親の価値観

親の言動

親の行動

それは、自立に向けて大切な時期です

ただ、、、

親自身は、ショックですよね


愛するこどもに否定されれば、自分自身を否定されたような気持ちになり、カッとして怒り、お互いに喧嘩ばかり・・・・挙げ句の果てには一切話もしなくなる・・・


「親に向かってなんてことを言うの!」

なんてことになりかねません・・・・。


一回、否定したくなるってどんなことが起こっているのでしょう?


こどもは自立するために、今まで信じてきた世界をこわす必要があります

親の愛を確認する作業でもあるし

親に甘えがあるから反抗もできる(だって、見放されないってわかるから)

そして、自分の生きる道を決める準備をはじめる


それって、親にとってもありがたいことです

だって、こどもが反抗してくれてる(ただ意思表示できるようになったってことですけどね)ことで、親としても夫婦としても存在を見つめ直す良い機会ですから

そして、家族の調整がはじまるきっかけに・・・・


さらにね・・・・

こどもが思春期を迎え、立派に(?)反抗してくれるおかげで、親は自分の人生を歩み直し始めるのだとも思います


あー、この子は、もうあの頃の赤ちゃんではない・・・・って。


ちゃんとわかってはいたものの

まだまだ子どもだって思ってしまって 口だししすぎてしまっていることってないですか?



これが面白いことに

親が一番嫌だな・・・ということをやり始める

大切にしていたことを壊そうとする


子ども自身が自分と向き合い、自分で生きていきたい!と意志があるからこその行動・言動




ずっと親の思うような

親の考え通りの人生のわけがないですから・・・・

しかもね・・・・



親の考えた通りの道をもし歩んでいっても

こどもが幸せになるとは わからないじゃないですか・・・


出会う人

起こる出来事

私たちがそれまでもを、まるで人生のコマを動かすかのようにすべてを操れるわけがないのですから・・・・


でも自分が考えたこどもの道をすすめてしまうのは 

なぜなんでしょうか?


それって、とても怖いことだと感じますが

みなさんはどう思われますか?



と・・・話は戻りますが

ある私の話をしたいと思います

これは、こどもにブログ掲載了承済みです。

(今、横を通り過ぎましたが、私のタイトルみて笑いながら自分の部屋へいきました。彼も納得のタイトルのようです。はい。)



息子が中1のとき、体の成長と共にやってきた思春期

そのときに、私が今まで「よくないもの」として避けてきたもの、ファーストフードやインスタントラーメン・炭酸飲料を食べたくて飲みたくて仕方ない衝動にかられました。


最初は、私もその息子の行動が嫌で仕方ありません。不安もあったのだと思います。

「えええ!」という反応をしていましたが

そのうち、ほっとくようになりました。

それでも、「嫌だな」という気持ちでは いたのですが・・・。


小学生までも「特別」な日だけは、食べていましたよ。

ご褒美のときはジュースもありました。


でも、頻繁ではなかったのです





それで、私はあるとき こんな行動をとったのです・・・・・




ニコニコしながら、炭酸飲料をたくさん買ってきて

「これ、飲んでね〜」

って。


あるときは、ニコニコしながら「今日の夕飯はファーストフードにしよっか」とか。



するとね・・・息子の反応が・・・・



「なんで、ニコニコしてるわけ!!!!」不満そう・・・


「もう僕たちのこと、どうでもよくなったの!!!!!」不満そう・・・




あれだけ、飲みたい、食べたいといっていたものなのに

なぜか不満そうなのです(笑)



両手を広げて、私が笑顔で「はい、どうぞ!」っていってるのにね(笑)





せっかく気持ちをかためて、とっても理解ある親になろうとすると、それを完全に拒否しはじめる・・・・



それで、何度かその反応をみていくと、あることがわかりました。



親が嫌がることを、せっかく自分の世界で試みているのに

親が自分の世界を理解してしまうと、それは親の嫌がることじゃなくなるわけで

自分の世界を侵されているような気持ちになり、反抗ではなくなってしまう


今、彼は反抗を楽しんでいるわけで、私からそれを理解されたいわけではない

自分の世界を楽しみたいわけで、そこにズカズカ入られてくると、それは嫌。

親は親としていてほしいし、彼も私が考えていることを理解している。その行動が、体に良い、悪いはわかっている。ただ、わかっていながら、体に悪いことをちょっとたまにだけしたくなる。

そしたら、なんか、親から自立したような気持ちになる。



みたいな、そんな文章が頭の中で出来上がりました。


それなので、

言わない、反応しない、けれど、そのこどもの領域をあえて理解ある親にならない。

私は私の今まで貫いてきたものを大切にする



という、なんというか思春期の子をもつ親として 私の中での発見があったのです。



それで、振り返ってみました。

自分の思春期


自分が好きな音楽、漫画などに対して、親が「これ面白いね〜。もっと教えて〜」なんて話あわせてきたらどうだったかな?って。(音楽、漫画が悪いものではないですが、例えば、勉強もせずにずっとそれをしていたら、きっとなにかあったかも・・・という想像で)

答えは、「そこ、理解してこなくていいから」って思っただろうな・・・・って。

私の世界なのに・・・・みたいな。



それで、今回の学び・・・・




理解ある親になろうとしなくていい





ただ・・・私たち親子は、思春期がはじまってからも とてもよく会話があり、夕食時1時間・・・長いときは3時間くらい平気で話してしまうこともあるほど、会話があります。

だから、あえて反抗できる場所が「食」だったのかもしれませんね。




なんどもいいますが、その根底には

こどもに対する


尊敬・共感・信頼があってこそ!!



で・・・・

そんなことがあった息子ですが、やっぱり「からだに悪いもの」という理解はあったみたいで、ある時期をすぎたらまったく食べたくなくなったのです。

というのも、そういう食事してたら吹き出物が増えちゃって、口内炎もできるし、体が反応しちゃったみたいというのもあるみたいです。(体メッセージで知れた良い経験だったのかもしれません)

そして、今では友達と食べに行くときはファーストフードだし、ジュースなんかは週末自分へのご褒美として買ってるみたいですよ。自分なりに調整しながら。



ってことで、なんていうか・・・・私の伝えたいことが伝わってるといいな・・・・。

尊敬・共感・信頼はあるのですよ。(くどいですね)

そこが、あった上で、あえて理解ある親になるな!って話です。

共感は大事でも こどもの世界に侵入するまでの理解はいらないってことです



それは、反抗したあと、こどもが戻れる場所、安心できる場所を作っておくってことです



ただ・・・・

ガミガミ言わない

見守る

信じる

など、もちろん今までとは違う関わり方が大切になってきます



それで・・・・

こどもを尊敬するとか

共感って?とか

信頼などの意味が知りたい!!!という方は

ぜひ勉強会に お越しくださいね!


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小川のりこでした

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