愛育から思春期の話へ
心の春夏秋冬に寄り添うカウンセラー 小川のりこです。
ベビーマッサージの資格を9年前取得するときに
ある話を聞いたことがあります。
ある孤児院の話です
たくさんの赤ちゃんが収容されていました。
食事は与えられるものの スタッフは忙しいため最低限のことだけしかしませんでした。
すると、大半の赤ちゃんが命をおとしてしまいました。でも、その中でも生き残った赤ちゃんがいたのです。
その赤ちゃんたちは スタッフがいつも通る廊下側に 寝かされていた赤ちゃんでした。
スタッフは 廊下を歩きながらあやしたり、触って笑顔で話しかけたり、スキンシップをしたりしていたのです。
そのなにかしらの「コミュニケーション」があった赤ちゃんだけが 生き残ったのです。
肌育=愛育といって、スキンシップも大切なひとつです。
抱っこされたり、あやされたり、話しかけられたり、歌ったり、、、、
親になれば、我が子の笑顔がみたくて、我が子が可愛くて、遊んだりしますよね
それが、脳を育てたり、心を育てたり、体の成長にも影響をおよぼします。
お世話されるだけでは 赤ちゃんは死んでしまうという話・・・私ははじめて赤ちゃん講師になり、学んだ時に衝撃をうけました。
なんとなく頭ではわかっていたものの 肌に触れるということの重要さを感じました。
それは、赤ちゃんだけの話ではないと 今は感じています
思春期になると こどもたちの世界は 家族から外の世界へと目が向きます。
そんなとき、友達から無視される、話さない、笑わない、、、、嫌がらせをされる、悪口をいわれる、にらまれる、いつもひとり・・・・・
それだけではありません。受験などの孤独さなど・・・
それは、孤児院の赤ちゃんと同じではないでしょうか。
そんなとき、家に帰っても両親が自分をみてくれない、いつも叱られる、ひとりでご飯、塾で忙しい、、、、
子供達が今「死にたい」ということ、「自殺」を選択してしまったということ
いや、それだけじゃないです
大人でもなんだかわからないけどすごく寂しい、辛い、どうでもいい、なんておもうこと
なにか共通点があるように感じます
孤児院の赤ちゃんのように スキンシップやコミュニケーションがなくなったからといって 命をおとすことはないのかもしれない
でも、目に見えてないけれど、スキンシップ不足で心がもう疲れきっているのかもしれません
そして、そのメッセージ
「死にたい」→「生きたいから、私の話を聴いて、ハグして、愛して」と言っているように私は感じます
またひとつの話
海外では赤ちゃんの頃から親とこどもたちは別々に寝ます
日本では布団を敷き、川の字で家族みんなで寝るという慣習があります
それを、日本人がベッドで親も子供も別々に寝ると 少しおかしなことになるのではないのかな・・・と思いますが みなさんはどう考えますか?
先ほどの愛育という言葉、肌からの愛を育てる話
スキンシップはとても大切です
ですが、日本人はどうも・・・スキンシップが苦手なような気がします
もう小学校になれば、お母さんとハグなんて恥ずかしいと思う子もいるし、友達同士でハグなんてありませんよね。夫婦がいつまでもこどもたちの前でキス、ハグする家族、どれくらいいるのでしょう?
そんなスキンシップ不足の日本人が 夜寝る時間も別々になると 心はどうなるでしょう?
海外はいいんです。だって、大人になっても親子でキスするし、ハグもする。それが習慣なんですから。だから、スキンシップが日中 十分にあるから 夜 別々でもいい。そう思います。
やっぱり、人はスキンシップ、肌育が大切
そして、笑ったり、目をあわしたり、そんなコミュニケーションが大切なんです
思春期の子は、とくにべたべたすることを嫌がりますよね
でも、ちょっとしたときに 「肩もんでくれる?」なんてお願いしたり、反対に「マッサージしてあげようか?」とか、握手だっていいと思います。
「あなたのことが好きだよ。いつも思ってるよ。」
そんな気持ちが手から伝わる、そしたら心が元気になって明日につながるのではないかと思います
それだけでないです
笑う
これも、ほんとに大切な心の栄養です
思春期の子の命につながるって考えてみてください
必死になって「笑わそう」と考えませんか?
なんとかして「スキンシップ」とってみようと思いませんか?
食べ物だけでなく、スキンシップは大きくなっても大切な命の栄養です。
っていってもね・・・
日本は セックスレスな夫婦が多いため 自分が砂漠のようにカラカラという方もおみえになりますよね。
カラカラが伝播し 家族中で砂漠化しないように どこかで食い止めてみてください
私の勉強会では、ユーモアはもちろん笑いがあっての真面目な勉強会です(^^)
私ね、びっくりしたんですよ
小学校5年か6年かの文集?に「いつも笑ってる」って自己紹介に書いてあったんです。(笑)私に会ったことがある方は「うんうん」とうなずいてみえると思いますが、ほんとによく笑ってます。それが小学校からだったとは!!
だからといって、笑っているから悩みがないかといえば そうじゃないですよ
ユーモアは 心の栄養だから(^^)大切にしたい
そう思っています
今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました
ライフイズビューティフル
心の春夏秋冬カウンセラー 小川のりこでした
オーストラリア ゴールドコースト 2017
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